Sugieshishuuすぎえ刺しゅう

Theme “the moon”

テーマは「月」

横ぶり刺繍は、ご存じでしょうか?
日本では、約100年ほど前から行われているミシン刺繍のことです。
この横ぶり刺繍というのは、糸を通した針が左右に振って刺繍をしていくもので、この時、左右に振る 振り幅を足元にあるレバーを操作して適度に調節しながら文字や絵柄を描いていくもので、ミシンのモーターの回転により小気味よく刺繍が出来上がっていきます。

これは、近年の機械刺繍とはまた違った独特の風合いがあり相撲の化粧まわしや、絵画の制作など、また1点物のオリジナル製品など、アパレルで言えば機械刺繍で量産したスカジャンと横ぶり刺繍で仕上げたスカジャンとは、10倍以上の値段の差が出るようなものになります。

針が筆という言葉があるように、縫い手の表現が重要になります。

それに対して、横ぶらない刺繍というのは、ミシンは同様の横ぶりミシンなのですが、あえてこの左右に振る針をまったく振らないで刺していくやり方で、針は同じ箇所に刺し続けていく状態に対して、生地を手で動かして針が上がったところから生地にささるまでに動かした分だけステッチが生まれます。

縦、横、斜めでも自在にシングルステッチが描けるので、角度のあるカーブやうねりの様子を表現するときにひじょうにキメの細かな仕上がりができるようになり、刺繍面の光沢が繊細で独特の光を放つようになります。

横ぶり刺繍、横ぶらない刺繍両方を組み合わせて作品を製作いたしましたが、今回は横ぶらない刺繍をかなり意識して仕上げました。

ご高覧いただけますようよろしくお願い申し上げます。

宇宙キック

横ぶらない刺繍で独特の光沢で怪しい光を放ちます。
フレームサイズ :縦41cm×横39cm

月の妖精

「困っている人がいると、へへっと笑いながら現れて、
おせっかいなほど手伝ってくれて、
ニコニコしながら周りのみんなを和ませてくれる月の妖精、
満月の日に現れることが多いらしい。」

月の部分ゴールドの部分は機械で刺しました。
その周りのところ夜空の部分は横ぶりミシンで、刺繍しました。
内から外へ向かって放射状に刺すことによって、月以外の外側が縫い縮んでゆきます。
そうすることにより、月が円筒状に持ち上げられます。
この状態を利用して、作品を仕上げました。

潮流

横ぶらない刺繍で仕上げました。
ステッチのストロークが狭い分、カーブやコーナーを繊細に仕上げることができます。
その影響で独特の光拓を放ちます。

About Us

すぎえ刺しゅうについて

MKMという名前で作家活動をしています。
Tシャツをキャンバスと見立て製作販売をマシン(コンピューター)の刺繍機により行う。
現在、ハンドメイドの横振り刺繍による作品作りを充実させるため意欲的に横振り刺繍を行う。
第1回目より浪花の刺繍祭り出展!

2014/11
日仏交流現代美術展2014 出展
2015.05
第20回アートムーブコンクール展 入選
2015.10
フランス ルーブル美術館 ART SHOPPING 出展
2016.07
ART100大賞 入選
2017.02
ART+ART=100出展 兵庫県立三木山森林公園 森の風美術
2018.10
九度山アートウイーク 出展
2019.12
第二回全日本芸術公募展 入選

Company Overview

会社概要

会社名:
すぎえ刺しゅう
住所:
〒545-0021
大阪市阿倍野区阪南町5-5-4
電話番号:
06-6624-0158
HP:
https://sugieshishuu.ko-co.jp/
BLOG:
https://mkm.ko-co.jp/
SNS:
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